『ほぼほぼわかるデジタル用語集』

私の所属する研究会が「デジタル用語集」を発行しました。デジタルが苦手という方の多くが、そのカタカナ語に抵抗感があるといいます。そこで、できるだけわかりやすい用語集が作れないかと作成したのがこの冊子です。よくあるシーンを設定し、そこに出てくる用語を取り上げています。デジタルに慣れている方にも「そうなのか」と読んでもらえるような内容も盛り込んでいます。

再会

コロナ禍でのびのびになっていた大先輩、滝トールさんとの再開がやっと実現しました。

8年ぶりだったとか。これまでは事務所の忘年会の前にお会いして、互いの近況報告やネタ披露をしていたのですが、事務所を離れ、途絶えていました。

ずっと「会いましょう!」と言いながらも、大病をされたり、コロナで実現しませんでしたが、やっとです。

お変わりなくお元気そうなお姿に嬉しくなりました。病気療養後は、ラジオのレギュラーは辞退されていますが、その軽快なおしゃべりは健在で、思わず「もったいない!」と何度も復帰を勧めてしまいました。ご本人的には長時間の番組に向き合うのがもうしんどいとのこと。それでもスタッフから請われて、最近はワンコーナーに電話で出演されているようです。

闘病のお話の中身はとても重いのに、軽やかに話されるそのお姿に、こちらも「がんばらなきゃ」と力をもらいました。と同時に「人は何事もなく一生を終えることはないんやね」という滝さんの言葉も印象的でした。そう、みんな何かしら乗り越えて生きている。みんな頑張っているのだ。

「来年もこうしてまた会えるように、お互い元気に次の1年を過ごしましょう」と約束してお別れしました。ちなみにとても豪華な食事をごちそうになりました。いつまでごちそうになるやら・・・。会ったばかりなのに、もう再会が楽しみです。

 

ワクチンの副反応 by sakazaki

ようやくワクチンを2回打ち終わりました。モデルナだったのでかなり副反応が出ました。私もいろんな方の副反応体験を見て参考になったので、記しておこうと思います。

1回目。やや倦怠感がある程度で楽勝かなと思ったいたら、脇のリンパが腫れて、打った外側もリンパの内側も痛み、寝るときには寝返りが右にも左にも打てず困りました。

接種して1週間後、リンパの腫れもまだ続いている中、今度は腕が赤く腫れるモデルナアームになりました。モデルナアームは接種したところから下、肘の上くらいまで広がり、ともかく痒い。熱も持っていて触ると熱い!冷湿布を貼ってしのぎました。「1回目でそれだけ出たら、2回目も大変では?」と周りからも言われていましたが、やはり2回目はもっときました。

夕方に接種して、夕飯までは何事もなかったものの、夜には熱っぽさが出てきて、はかってみると38.5度。解熱剤をもらっていたものの8度台ならもうちょっと我慢しようと思っていたら、熱は上が続け39.3度に。ここで観念して解熱剤を飲みました。

そこからは解熱剤→39度越え→解熱剤→39度越えを4回も繰り返す羽目に。モデルナの発熱は侮れません。2日後ようやく熱が下がり、やれやれと思っていたら、またまたモデルナアームに。今度は肩から赤く腫れました。ただ1回目よりは腫れがましだったようには思います。

1,2回ともかなりいろいろありました。ただ救いはファイザーよりも抗体の減りが緩やかなこと。こんなにしんどい目をしたので、そのくらいのメリットがないとやってられません。周りの副反応と比較しても、かなり自分はキツい方でしたが、体力があってよかったとも思いました。

ワクチン接種には大きなメリットがあると私は判断したので打ちましたが、やはり異物を入れるので、接種にあたっては、体調を整えることが大事だと思います。体調に不安がある時は思い切って日程を変更することも大事かもしれません。

何はともあれ、なんとか接種できてほっとしています。今後も感染対策は続けなければいけませんが、ちょっと一息つける感じです。あとは早く治療薬が出てきてほしいものです。

 

政局にうんざり

菅首相が時期総裁選に出ないと発表してから、自民党総裁選に関して日々さまざまな情報が飛び交っています。先日のラジオの収録日にこのニュースが飛び込んできて、テーマもこの話題になりました。

コロナ対策を始め、国会で議論することもたくさんあるはずなのに、その国会も開かれず、政局に必死な与党。国民置き去りもいいところです。まずは衆院選で審判を仰いでから、内部の長を決めるべきなのでは?と思ってしまいます。

メディアの政局ジャックを見ていると、この国の政治の腐敗はメディアにも責任があるのだということにも気づかされます。これまでのあまりにひどいコロナ対応は与党がやってきたこと。それをよしとしてきたのだから誰を「顔」にしても同じなのでは?とも思ってしまいます。?

もう好き放題政治は変えたい。次の選挙ではまず投票率が増えてほしいと思います。とにもかくにも投票に行く人が増えなければ、組織票だけで議員が決まってしまいます。何があろうと同じ政党を選ぶって、ある意味異常なこと。やってきた政策にその都度国民がジャッジしなければ、国は良くならないと思うのですが。

選挙に行こう!

持続可能な社会って?by sakazaki

先週の番組で長尾さんが『本当に君は総理大臣になれないのか』という本について話されました。これは国会議員の小川淳也さんに密着して書かれた本です。

小川さんはドキュメンタリー映画にもなり、ネットではかなり話題になった方で、私も少し興味を持っていました。「政策おたく」と呼ばれたり、「修行僧」などというあだ名をつけられる、ちょっと珍しいタイプの政治家です。

少子高齢化が進み、このまま昭和的政策を続けていると、国を持続させることが難しくなることは明白な事実です。私も自分の子どもの世代がどれだけの負を抱え苦労するかを、ずっと気がかりに思ってきました。せめて生きている間に少しは背負って、若い世代の負担を減らすべきではとも。

そんな中、本気で変えようとする小川さんのような政治家がいることは希望です。誰かがこの誰もやりたがらない大改革をやらなければならないのですが、それは痛みも伴うことだけに、これまでの今さえ、自分さえよければの政治家にはぜったいできません。政治の世界で異質と呼ばれる人がひょっとすると実現してくれるのでは、そんな期待を抱かせてくれます。

ご一緒している長尾さんもとても真面目で、当初からの志を持ち続けて頑張っておられる議員です。こういう人たちが増えれば国も変われるのではと期待します。コロナ禍で怒りを覚えることも多かったと思います。それを形にするのは投票です。無駄にしないで、それぞれの思いを一票に投じたいものです。

ワクチンどうなってるのかな

先々週の番組では、コロナワクチンを取り上げました。坂崎も間もなく予約って時にストップがかかり、まだ打てないままです。

デルタ株が広がってきて、日本全国また感染者が爆発的に増えています。「どんどん打て!」と職域やら国の大規模会場なども加わって、ワクチン接種のスピードが増してきた矢先に、突然「ワクチン足りません」ってどう!

全国民にどう広く行き渡らせるか、当然司令塔がいて全体を把握しながらコーディネイトしていくわけですが、その司令塔が日本にはいないのですね。こんなこともまともにできないことにがっかりします。国が頼りない分、各自治体が補ってきましたが、それもワクチンが届かなければどうしようもありません。

接種ストップのために、私の知り合いの市の職員さんも土日返上で、電話かけまくったと聞きました。そのあとに予定変更のお手紙も送付。無駄な経費がまたかかっています。

私は自国のことしか頭になかったのですが、番組では長尾さんが、世界を視野にその不公平を指摘されていて、その視点も大事だと気づかされました。世界的流行の中、経済的にワクチン獲得に負けてしまう国をなくすことも忘れてはいけないことですね。

でもでも、早く打ちたいです。

 

「オリンピックほんまにやるの?!」

先週の「ながお秀樹のなんでやねん」は、オリンピックの開催についてでした。

私も長尾さんと同じく、開催に反対です。コロナ感染者数がまた増え続ける中、オリンピックという世界最大のスポーツの祭典をやるというのは、信じられないことです。

そもそも1年延期とした安倍政権の判断自体も専門家の意見を無視したものでした。1年経って、案の定開催できる状況にはありません。ほんとにオリンピックをやるつもりで、1年できるだけの準備をしてきたならまだしも、この1年何の進歩もないままここまで来てしまいました。まさに「ほんとにやる気?」としか思えません。

こんな中では選手もかわいそうだと思います。そもそもオリンピックは誰のためのイベントなのか。私は「IOCのIOCによるIOCのための祭典」だと今回知りました。それがわかったことだけは、このコロナ禍での東京オリンピックに意味があったのかもしれませんが。

知らないうちに決まっていく

今週の「ながお秀樹のなんでやねん!」は、「重要土地利用規制法」と「辺野古の新基地建設計画」についてでした。どちらも沖縄の方々にまたもや苦痛を与えるものです。

「重要土地利用規制法」は突然出てきて、あっという間に成立してしまった法律です。基地や原発などの重要施設の周辺の土地利用に対し、調査や規制ができるというものです。それだけ聞くと大事なことのように思えますが、規定がともかくあいまいで、下手をするとなんでもやれてしまう法律になっています。

沖縄の基地に対する住民の反対運動も規制できてしまうため、目的がそこにあるのではとも言われています。もちろん国民誰もが対象になりうるもので、ちょっとした反対運動も萎縮してしまうかもしれません。どんな運用をするのか、目を光らせておかなければなりません。

「辺野古の新基地計画」は、基地の軟弱な地盤を改良するために、。沖縄本島南部地域の土砂を使うというのですが、ここにはまだ多くの戦没者の遺骨や遺品が残っています。それをどさっと基地に持っていこうとしているという、ひどい話です。戦争で命を奪われ、その遺骨が今度は基地建設に使われるのです。無神経にもほどがあります。

やりたい放題の政治。何とかできるのは国民だけです。数々の悪政に対する思いは、一票に託すしかありません。投票大事ですね。

赤木ファイルの行方

昨日の「ながお秀樹のなんでやねん」は赤木ファイルについてでした。

近畿財務局職員だった赤木俊夫さんが自死されたのが2018年の3月。国民のために真摯に仕事をしてきた職員が、自分が関わった公文書を改ざんするよう求められ、従わされる苦悩は計り知れないものがあったことと思います。自分だったらどうだっただろうと考えてしまいます。

せめて事実を記録したいと赤木ファイルを残されました。正義感の強い優秀な職員でいらっしゃったことがよくわかります。

一人の命が失われたにも関わらず、何ら真相に近づくことがありませんでした。なかったことにされてきたことに憤りを覚えるとともに、自浄作用も働かなくなっている政府の異様さも感じずにはおれません。

赤木さんの奥さまは「真相を知りたい」「夫の無念を晴らしたい」という思いで、司法に訴えられました。この勇気にも頭が下がります。このほど国も赤木ファイルの存在をようやく認め、開示しましたが、400か所以上の黒塗り部分があったといいます。

番組でも話がありましたが、今度こそ、司法の場と国会で真相解明に向って進んでいってほしいと願ってやみません。

子どもの貧困を考える

昨日の「ながお秀樹のなんでやねん」のテーマは、子どもと貧困でした。

かなり前から問題視されてきましたが、数字で見ると、国がこの問題に本気で取り組んでいないこともわかります。

家が貧しくても大学を出て社会で活躍しているある若い人の話を読んだことがあります。大学なんて自分に関係ないと思っていた。高校の先生が「君は力があるから大学を目指せ」と声をかけ、行けるよう考えてくれたから今があるのだと。彼がそうした大人と出会えなかったら、持てる力を発揮できないまま、日々の生活に追われる毎日を送ることになっていたでしょう。

生育環境からくる制約はとても大きいものです。とても自己責任などと、簡単に切り捨ててはいけない根深い問題があります。

子どもは社会の宝です。彼らの力が貧しさで埋もれてしまわないよう、救い上げる手段を国の政策として講じていかなければと改めて思います。

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