知らないうちに決まっていく

今週の「ながお秀樹のなんでやねん!」は、「重要土地利用規制法」と「辺野古の新基地建設計画」についてでした。どちらも沖縄の方々にまたもや苦痛を与えるものです。

「重要土地利用規制法」は突然出てきて、あっという間に成立してしまった法律です。基地や原発などの重要施設の周辺の土地利用に対し、調査や規制ができるというものです。それだけ聞くと大事なことのように思えますが、規定がともかくあいまいで、下手をするとなんでもやれてしまう法律になっています。

沖縄の基地に対する住民の反対運動も規制できてしまうため、目的がそこにあるのではとも言われています。もちろん国民誰もが対象になりうるもので、ちょっとした反対運動も萎縮してしまうかもしれません。どんな運用をするのか、目を光らせておかなければなりません。

「辺野古の新基地計画」は、基地の軟弱な地盤を改良するために、。沖縄本島南部地域の土砂を使うというのですが、ここにはまだ多くの戦没者の遺骨や遺品が残っています。それをどさっと基地に持っていこうとしているという、ひどい話です。戦争で命を奪われ、その遺骨が今度は基地建設に使われるのです。無神経にもほどがあります。

やりたい放題の政治。何とかできるのは国民だけです。数々の悪政に対する思いは、一票に託すしかありません。投票大事ですね。

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