子どもの貧困を考える

昨日の「ながお秀樹のなんでやねん」のテーマは、子どもと貧困でした。

かなり前から問題視されてきましたが、数字で見ると、国がこの問題に本気で取り組んでいないこともわかります。

家が貧しくても大学を出て社会で活躍しているある若い人の話を読んだことがあります。大学なんて自分に関係ないと思っていた。高校の先生が「君は力があるから大学を目指せ」と声をかけ、行けるよう考えてくれたから今があるのだと。彼がそうした大人と出会えなかったら、持てる力を発揮できないまま、日々の生活に追われる毎日を送ることになっていたでしょう。

生育環境からくる制約はとても大きいものです。とても自己責任などと、簡単に切り捨ててはいけない根深い問題があります。

子どもは社会の宝です。彼らの力が貧しさで埋もれてしまわないよう、救い上げる手段を国の政策として講じていかなければと改めて思います。

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